2012年就業体験&企業訪問研修in上海に参加した学生との懇談
平成24年10月18日、9月9日(日)から16日(日)の日程で上海において海外インターンシップに参加した本学の学生8人のうち6人が広報室に集まり、西澤学長、桐山副学長(教育担当)を囲んで上海での研修について懇談を行った。
本学としては初の試みである上海インターンシップ研修に対する西澤良記学長の『学生時代に海外にでて企業との交流の場を持ってほしい。そして、その体験の中から、自分の目標であり将来の姿を見据えるきっかけをつくってほしい。目標とは人から与えられるものではなく、自らが創るものであり、どんなときもチャレンジ精神を持ってライフプランを描いて欲しい』との想いが語られた後、学生達とともに、この研修体験について話し合った。
9月10日(月)から始まった就業体験&企業訪問研修は、池田泉州銀行の訪問を皮切りに蘇州泉屋百貨店の店舗見学、そして11日(火)から13日(木)までの「第15回日中ものづくり商談会@上海2012」での就業体験、9月14日(金)には、三井住友銀行上海支店と法律事務所を訪問等の盛りだくさんの内容。
中でも、三井住友銀行では経営企画部長の講話のあと、上海支店に勤務中の本学のOB2人の方と学生が2つのグループに分かれて座談会を行ったが、現地での勤務状況や生活のこと等、多岐にわたっての話に大いに盛り上がったとのこと。世界や中国における経済情勢について質問や就職についての身近な話題まで、どんな質問にも気さくに答えてくれたことが学生達にはうれしかったようだ。
感想としては、
- 本学のOBの方々が海外で生き生きと働かれ、また忙しい中、われわれ学生からの質問に丁寧にお答えいただいたことがうれしかった。自分も卒業したら、後輩のために母校のために尽力できる人間になりたいと思った。
- 初めての海外ということで不安もあったが、大学主催ということで安心して出発できた。現地の学生との交流は楽しく、邦人企業のがんばりは同じ日本人として誇らしく、自分も将来グローバルな環境で仕事をしたいと思った。
- 上海で多くの本学のOBの方々が活躍されており、そこで起業されている方、本学に留学し今は中国で日本企業に勤めている方など、多くの方とお話できたことが何よりの刺激となった。
などの声が聞かれた。
最後に、学生全員から、ぜひ来年も後輩たちにこの体験をさせて欲しいので、こうした機会を継続してほしいとの要望が寄せられた。