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災害時の地下鉄で繰り広げられるサイエンス?ファンタジー

 2019年3月3日(日)、杉本キャンパス田中記念館ホールにおいて、地域防災市民劇団スミヨシ?アクト?カンパニー第7回公演「Subway~とびらの向こう~ ―いのちを守るまち7」を開催しました。
 スミヨシ?アクト?カンパニーとは、CERDの研究の一環として、「人と人とをつなぐこと」が防災?減災につながるという理念のもと、「文化による防災?減災のためのコミュニティづくり」という観点から、地域と本学の協働により立ち上げられた劇団(座長:文学研究科 教授 福島祥行)で、2013年3月の旗揚げ公演以来、毎年公演を行っています。メンバーは6歳から60代までと幅広く、シナリオは「いのちを守るまち」をテーマに劇団員全員で考えています。
 第7回目の公演となる今回は災害時の地下鉄で繰り広げられるサイエンス?ファンタジー。通勤ラッシュの地下鉄で突然大災害が発生し、車内に人々が閉じ込められます。車内からの脱出過程でさまざまな異世界に迷い込み、そこで出会った困りごとを抱える人々を順に助けていくというストーリーで、今回は荒川学長も特別出演しました。照明や音響といった演出にもさまざまな工夫がなされており、観客は劇団が創り出す世界観に引き込まれていました。
 当日は130名の方にお越しいただき、「防災を楽しく学べる良い機会となった」「来年も観にきたい」などの感想がありました。

公演の様子

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参考
>都市防災教育研究センター(CERD)